Webサイトの制作コストについていろいろな計算方法があると思いますので
当然、業者によってもまちまちだと思います。
「価格なんてあってないようなもんなんでしょ?」
お客さんに言われてすぐさま反論できない自分は、まだまだ経験不足なんでしょうか。
とはいえ、
価格がどうでもいいというのでは決してなくて、
うちの場合は単純に人月コストやら減価償却やらで計算していますが
明細はデザイン費やらコーディング代やらになっていて・・・まあ利益がでるようには作るということですが。
それでも、お客さんも、価値がわからない方は特に、コストダウンをしてきます
いくら価値がわからないからといってこれはやめてほしいんです
第一に、
Webの人はたぶん、ほとんど「ぼったくろう」なんて人はいないです。
ただでさえ安い業者がいっぱいいる中で競争してるんですから。
第二に、
コストダウンしろと言われて、本当にしたらそれこそ「価格なんてあってないようなもの」と認めてるようなもの。
私は前職でバイヤーをしていましたが、交渉術的にもこれはアウトです。
それこそ、底の底になるまでコストダウンするだけですから。
結果、利益が薄くなるとWebの人たちの報酬がどんどんどんどん下がってくるわけです。
(求人を見るとわかりますが、専門職・技術職とは思えないほど安くなっている現状)
第三に、
これが一番重要ですが、
制作者(特にデザイナー・クリエイター)は作るときの動機(モチベーション)が仕事の出来を左右します
自分の腕が認められず、コストダウンを言われたときのモチベーションの下がり方は尋常ではなく
惰性で作られても文句は言えません。
それこそお金をドブに捨てるようなもんでしょうl。
バイヤーの経験から言うと
コストダウンはどんな場面でも言えるものではありません。言い過ぎると相手の協力を得られないなど、時に逆効果になります。