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連携ツールをChatworkからSlackに変えた件

制作作業においてChatツールは何気に重要な存在。

特に他の会社やクリエイターと連携して仕事を進める事が多い我々のような業種にとっては、かなり重宝する存在。

で、今まではChatworkを使っていたんですが、この度Slackに変えた。というお話。

 

このChatツールを変える作業って何かと大変で、特にChatworkの場合はアカウントを削除しなければならない(後述)ので

そうなると今までの繋がりを一旦切ることになります。

 

じゃあなんでそんなめんどくさい思いまでして今回Chatworkをやめたかと言いますと

これは幾度となく繰り返された「改悪」に辛抱できなくなった。というのがあります。

 

で、じゃあどんな改悪があったかっていうのを記録しておきます。

特にこれからChatworkを使おうと思っている方や、フリープランからビジネスプランに変えようとしている方は注意して欲しい。

 

全てのはじまりは・・・

はじまりはChatworkの有料プランができた頃(2018年らしい)です。

このとき今まで無料で使っていたユーザーがフリープランで使い続ける道も残されていましたが

非常に不便なものでした。

私はChatworkというサービス自体は大したことないものだと思っていて、WordPressを少しいじれば作れる程度の機能だと思っています。これは今もそうです。

でも無料ならいっか、という事で使っていたので、このフリープランの不便さは頂けませんでした。

機能がよくなる → 有料化 ならいいのですが

無料を制限する → 有料化 というやり方に辟易していました。

 

このとき実際どう不便になったかというと

チャットの数が制限されたりしました。いままで使っていたチャットの数が多い人は削除を求められました。

履歴の閲覧がかなり制限されました。直近一ヶ月くらいしか見れない。どうやって仕事すんの?

いや、事業なんだから利益を出さないとっていうのはわかるんですけどねぇ。

このサービスにそれだけの魅力があるのか・・・ないんですよね。

ただ多くの客を囲い込んでから解約させづらくするというやり方がこのころから透けて見えたのがどうもね。

 

有料プランに変更して起こった事

とは言えとりあえず仕事の履歴を見られないのは痛いという事で私も有料プランで使っていました。

何か自前のチャットを作るとか代替案ができたらフリープランに戻そうと考えて。

で最初は月額400円だった有料プランは600円になり2023年7月からは840円になります。

年間で10,080円。エンタープライズプランだと17,280円

まあ、いろんなサブスクと比べるとそんなに高くはないですが、

Chatworkの機能的にそんな価値は見いだせない。何回も言うけども。

正直なところLINEと比べて優れている面がない。LINEで仕事のチャットしてる人もそれなりに多そうだ。

 

無料プランに戻そうとして起こった事

これが一番腹が立ったというか、まあ今回ツールを変える直接の原因と言っても良いことだけども

2023年7月から料金が変わるということでビジネスプランが600円から840円になりますと。

自動的に変わりますと。

じゃあこのサービスにそんなに価値を見出せないユーザーとしてはフリープランに戻したいわけです。

運営が料金(契約条件)を勝手に変更するというならばこちらにも拒否する選択肢がないとおかしい。

フリープランに戻・・・せないわけです。

料金プランの変更にはビジネス→エンタープライズへの変更ボタンはあっても

ビジネス→フリーへの変更ボタンがない。

こんなの有料プランにする時には言ってなかったよ(小さく書いてあったのかもしれないが・・・)

これはすごい悪意あるな、と。今までのChatworkの改悪の歴史の中でもここまでの衝撃そうそうなかった。

これ消費者庁とかに言ったほうが良いんじゃないの?と。

あの解約に関して悪名高いGMOだってそこまでしないよ。

で無料に戻す方法は唯一解約だけです。

てなわけで。まぁ。Slackに変えました。

料金がどうこうというよりも、運営方針が単純に信用できなかった。

 

で、まあここからはこれからChatworkを始める方や有料プランを検討している方に注意もこめて。

・「無料」を強調しているがフリープランの機能はかなり不便(閲覧履歴の制限がとくに)

・一旦ビジネスプランにしてしまうとフリープランにはもどせない。(解約・アカウント削除しない限り課金され続ける。)

これらを分かった上で使用するのであれば・・・まぁ良いんじゃないでしょうか。普通のチャットですし。

 

出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」 (https://rnavi.ndl.go.jp/imagebank/)

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