昨日、クライアントからWebサーバーが故障したと連絡が。
急いでサブのサーバーに切り替えたところ、アクセス制限をかけていた社内ページがことごとく裸に。
レンタルサーバーを借りていればこのような事態に遭遇することはあまりないのですが、
今回のクライアントは自社サーバー。
私も自宅でサーバーを立てたことがあるので分かるのですが
サーバーの設定って、ホントに難しい。
バックアップをとっていたサブのサーバーがあったとは言え、単純にそれに切り替えてうまくいくものではないみたいです。
で、起こったのが「アクセス制限不可」でした。
クライアントとしては、社内限定閲覧のページが外部に見えてしまうなど、あってはならないことですから
復旧するまではサイトごと閉鎖!っとなってしまうわけです。
で、なんでアクセス制限不可になったかと言うと、
1 サーバーを移動したときに.htaccessファイルが消えて
2 さらにサーバーを移動したときにサイト全体が収まっている「public」ディレクトの名前を変更してしまった
という、複合的なものでした。
「1だけ」とか「2だけ」とかなら一瞬で解決するんだけどねー。複数の要因が関わってくるとまさに「迷宮入り」です。
1と2を解決するには
・.htaccessファイルの再アップロード
・↑の.htpswdへのパス変更
・httpdconfの設定を変更
などまあいろいろと考えられるわけです。
とにかくサーバーは難しい。
解決に時間がかかる。
でも、Webの復旧は時間との勝負です。Web屋もいざというときのためにサーバーの勉強しとかないといけないな、と痛感。
昼ご飯食べそこねたくなければね。
ちなみに「.htaccessが裸」になる一番の理由は「htaccessの上位ディレクトリでallowをしているとベーシック認証が効かない。」ということみたいです。
私の場合はhttpdconfのallowのディレクトリを変更しました。