アメブロのアクセス解析が、ちゃんと実数だすようになった?という検証の話です。
制作者がアメーバブログ(アメブロ)を使うとき
最近はCMSのWordPressや各種SNSを始めとして「クライアントがWebサイトを更新できる機能」を導入するのが主流となっていますよね。
TwitterやFacebookのタイムラインをサイトに埋め込んだりすることで、簡単にWebサイトを更新(したように見せること)が可能なので、
「情報の新鮮さ」を重視する検索アルゴリズムにも好印象を与えることができます。
どんなCMS、SNSを導入するかというのは案件によって様々ですが
僕が扱う案件で、特に小規模の店舗や会社のオーナーさんの場合は
Amebaブログ(アメブロ)をオススメすることが多いです。
アメーバブログ(アメブロ)をクライアントに勧める理由
何故数あるサービスの中でアメブロなのか・・・
・国内で一番廃れていないブログサービスであること
・芸能人や有名人が使っていてネームバリューがあること
・ブロガー同士のつながりでアクセスが増えること
などがその理由です。
ぶっちゃけた話、Webサイトへの埋込はTwitterやFacebookの方がラクですし
ブログの機能という事で言えばWordPressの方が使いやすいのですが
こういったサービスは「続けやすい事」が大きなファクターとなってくるので
上記のように楽しんで更新できる理由がある方が良いように思います。
アメブロのアクセス解析について
・・・でここからは裏(?)の話になりますが、制作者がアメブロを勧める理由はもう一つありまして。
それは「アメブロはアクセス数を(実数より)大きく見せる事ができる!」
なんですよ。
ブログサービスのアメブロでは管理ページからブログへのアクセス数を確認できる「アクセス解析」があります。
ただ、このアクセス解析・・・けっこうすぐにアクセス数が伸びます。
Web界隈では割と有名な話ですが
アクセスが伸びやすい理由は諸説あり、
「Googleの検索ロボットもアクセス数に入れてるんじゃないか」とか言われています。
何にしてもすぐに「アクセス数」がアップするので、クライアントからすると好印象なわけですね。
アクセス解析・・・変わった?
さて本題ですが、最近そのアメブロのアクセス解析において
どうも数が伸びにくくなったんではないかという感じがしてます。
以前は記事をアップしたり、何かアクションを起こすと何もしなくてもすぐに10~20はアクセス数が増加したのですが
それが1~2だったり。
これはもしかしてアクセス解析の計測方法が変わった(=水増ししなくなった)んではないか。
ということでAnalyticsと比べて見たのが下記になります。
同ブログ・同期間でのアクセス比較。
アメブロの場合 アクセス数:20 訪問者数:14
Google Analyticsの場合 PV数:19 ユーザー数:5
ということで結果。
アメブロの場合 アクセス数:20 訪問者数:14
Google Analyticsの場合 PV数:19 ユーザー数:5
少し違いが出ましたが、やはりページビューに関しては実数に近いものがでている様です。
ユーザー数に関してはAnalyticsのユーザー数というよりもセッション数に近い数値がでるようです。要はリピーターも1訪問者としてアメブロは計測しているのでしょう。
時系列のグラフに関しては違いがありすぎて何とも言えない感じになっているのが面白くもありますが
数値だけ見れば
やっぱりアメブロのアクセス解析の数値がまともになってた・・・と言えるんじゃないでしょうか。
しかしあれですね・・・なんか・・・クライアントさんにアメブロ勧める理由が一つ減ったな
Web業者に運用保守契約を依頼しているオーナーさんなどはアメブロに限らず、アクセス解析の数値が本当に実数を指しているのか
Analyticsを入れてみて確認してみるのも良いかもしれません。
僕が知っている業者でも独自の解析ツールを使ってアクセス数の水増し報告・・・なんてのは日常茶飯事でしたから。
※ちなみに僕の場合はアメブロも勧めますがAnalyticsの権限もクライアントに納品します。
アクセス増やしたければサイトを更新するかGoogle等の各種広告か。内部SEOや外部SEOは基本的には時代遅れ。ーというスタンスです。