HTML5+CSS3+javascript で Flash以上のことができるというのはまったくの嘘。少なくとも現時点では。
まず、前提として「HTML5はなんでもできる魔法」のように語られることが多いがこれも嘘。
HTML5は、確かにCANVASタグや動画再生をサポートするが、プログラミング言語ではないので
オブジェクトの動きを司ることはできないし、ましてやゲームなどは作れない。
HTML5はマークアップ言語で、動きやシステムをつけたりするのはjsやPHPであり、これは既存の技術。
どこかの携帯ゲームのお偉いさんが
「これからゲームはHTML5で作る」と言っていたが、とんでもない。
まぁ確かに携帯ゲームのような「パラパラ漫画」風のものをゲームと呼ぶなら話は別だが。
ということでFlashの代替えとなる技術がHTML5というのはどうしても納得いかない。だって結局、jsでしょ?
まぁFlashは消える運命。それもいい。
でも今はFlashコンテンツ以上のものをjsで作っているのは見たことがない。
もし、それをやろうとしてもブラウザが対応していない。
とにかく、
「ジョブズが言ったから」とにかくHTML5なんだ!という思考は危険なんではないかと。HTML5ではなくjsでしょ。
そしてjsでは結局 「今」 何もできない。
jsじゃ、せいぜいフェードイン、アウト、スクロール?
もし、jsで今のFlashコンテンツ以上のものを作ろうと思うと
もっとライブラリは充実しなきゃいけない。
そして、それより重要なのがオーサリングツール。
jsとHTML5,CSS3,それらのクロスブラウジングを可能にする書き出しができるツール。
それらが出るまでは軽々しくHTML5じゃなきゃ~みたいなこと言うべきじゃない。
じゃないと今のようにクソのようなコンテンツがWeb上に溢れおもしろくなくなるでしょ?
もっとドキッとするようなコンテンツ作りましょうよ!