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Webサイト更新の話。荒廃していくサイトが悲しすぎる

春。新入生や新社会人が入ってくる出会いの季節。

新年度の仕事始めの季節です。
我々フリーランサーにとっては年度毎の契約の更新、打ち切り等の結果がでて
ホッとしたり・・・「あぁ、今年からどうやって生活していこう」となったり。
Webサイト更新のお仕事について
Webサイトで多いのは新規制作や、リニューアルの案件なのですが
たまに更新作業に関しても依頼されることがあります。
WordPressやMovableTypeといったCMS(コンテンツマネジメントシステム・・・ブログのようにサイトを更新できる)環境が整ってきたこともあり、簡単な更新であればプロでなくともできる時代になりました。デザインを崩さずに。
しかしリッチコンテンツや画像、動画メディア等を扱ったり、デザインの変更がでてくるとプロの仕事が必要になってきます。
また、企業であればWebの更新担当者を一人置くよりも業者にやらせた方がコストとリスクの面でメリットが大きいというのがあります。
Webサイト更新はお金がかかる。
更新作業のお仕事はだいたい月額〇〇円といった形でいただく事が多いです。
クライアントさんからしてみると毎月かかるいわゆる「固定費」が増えるだけですので、場合によっては結構な出費となってきます。
更新するということの重要性
そんなにお金をかけて更新しなくてもいいんじゃないの??という考えもあるかもしれませんが
これは間違いだと私は思っています。
というのも、Webサイトというものは他の広告メディアと違って「更新=情報が最新であること・正しいこと」が重要とされているからです。
Googleなどの検索エンジンも「そのサイトがどれだけ更新されているか」を評価の基準の一つにしているようです。
企業担当者の思惑と荒廃していくWebサイト
クライアントさんからしてみると、毎月決まった額を払わなければならない固定費というのは目の上のタンコブみたいなもんす。
逆に言えば固定費をカットすれば毎月その効果がでてくるわけですから、コストカットの効果測定もしやすいですし
コストカットをどうするか・・と考えたときに最初にでてくるのが「固定費」を削るということになります。
とくに、よく言われるのが
「Webサイトを1から作るなら業者に頼むけど、更新はこっちでできるんじゃないの?」ということです。
特に、ホームページビルダー等を使って少しWebサイトを触ったことがある方はこういう事を仰られます。
これについてはまた後々記事にしたいと思いますが、結論としては「生半可な技術ではWebサイトの更新はしないで頂きたい」というのが本音。
日曜大工ができるから住宅のリフォームができるのか。私ならやりません。
切り分けが大事!
かと言って、更新のすべての場面において業者の手が必要かと言えば、そうではありません。
自動車の整備でも、車検は業者に任すけれどワイパーのゴム交換くらいは自分でできるはずです。
そして更新作業というのは実際にその当事者(企業の担当者)が行った方が良い情報になります。
重要なのはどこを業者に頼み、どこを自作するかという切り分けです。
例えば新着情報等、鮮度のあるニュース記事。文字情報だけなら更新できそうだから
ニュースのところは自分で更新できるようなシステムで作る。またはTwitter等で更新できるようにしてもらう等。

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