最近のうぇぶ界隈
9月24日に(おそらく)Web制作者向けの一大イベントである
HTML5 Conference 2017 が開催されました。
Google,MicroSoftをはじめAdobe,Nintendoなどのセッションがあり、今後のWeb界隈の標準技術を考えるうえで必須のセミナーとも言えます
ちなみに筆者はいけませんでしたが・・・
セッションの表題などから察するに、HTML5の標準技術というよりも、もう少し外側の技術(Font,WebGL,ソフトウェア,アプリなど)が多かったようです。
このイベントに関してはこちらのエントリ【WEB制作者必須セミナー】HTML5 CONFERENCE 2017 でも書いております。
9月のアクセスの様子
2017年9月1日~9月30日までのアクセス解析を見てみます。
当社クライアントのものは含まず、あくまで筆者が運営しているWebサイト、オウンドメディアWebサイトなどの統計になります。
アクセスのまったく無いものから、多少人気のでてきたサイトなど30サイト2万PV(月間)程の統計になります。
統計
8月に比べ、全Webサイトのアクセス(PV)の総計は21%減少しました。
アクセスが増加したWebサイト
アプリ情報系オウンドメディア、技術者向けブログなど、更新頻度が高かったものに関して4~8倍ほどのアクセスがありました。
twitterで拡散した効果も大きくでています。
アクセスが減少したWebサイト
アプリ情報系Webサイトで40%ほど減少に転じました。
該当するアプリのリリースが7月であり、一定の注目時期が終わったためと思われます。
ユーザー様からのお便り
ユーザー様、クライアント様からのよくある質問について、筆者なりに考えてみます。
Q.「○○県 キーワード」という検索結果で上位表示させたいのですが、どういうページを作れば良いでしょうか。
A.
近々リニューアルを考えておられるクライアント様から。
Webサイトに使用する原稿作成に関しての質問です。
よくある(地方名)+(キーワード)の組み合わせ検索に対して、その検索結果に自分のWebサイトを表示させたいが、どういう原稿やページを作っていけば良いかというもの。
非常に多い質問です。
基本的な対策
まず、基本的にはページ内にキーワードと地方名を入れることが大前提です。
一昔前まではこれがSEOの基本であり全てのように言われていました。
実は今ではそんなに重要ではないのですが、それでもキーワードが入っていないことには検索にかかりようがありませんので必要な事ではあります。
応用的な対策
一歩進んだ対策としてはマーケティングリサーチ(市場調査)が重要です。
「(地方名)+(キーワード)」で実際に検索してみましょう。どんなWebサイトが上位に表示されるでしょうか?
上位に表示されているサイトの傾向を知り、今どのようなサイト(情報)が求められているかを検討し、自分のサイト制作にそのコンテンツを取り入れます。
即効性のある対策
確実な方法としてGoogleに広告を出す事も検討します。GoogleAdwordsでキーワードに広告をだします。
上位2つの施策が効果を出すまでには時間がかかりますし、どうしても広告より上には表示されません。
予算が許す範囲で検討すべきです。
今月の「気になるWeb用語」
“えすあいあー”
SIerとは、システムインテグレーション(SI)を行う業者のことである。SIに「~する人」という接尾辞「-er」を付けてできた造語である。
SIer。IT関係の職種のひとつで、ようはシステム関係のコンサルさん。ということらしいです。
コンサルタントっていうとIT関係には必ずつきまとっているイメージがあるんですけど
Web制作者からすると「なんかうまいこと言って仕事まわしてるつもりだけど、実際に自分では何もしない人」的な偏見があったりもします。
SE(システムエンジニア)もほぼ同義。
知り合いにもこのような人がいるので、滅多なことは言えません。
ただクライアント様は、そのほとんどがITやWebのことを全く知らない方ばかりですので、コンサルティングに関しては一定の需要があるものと考えています。
特にWebサイトやシステムをリリースした後~結果をだすまで責任をもって協力関係を築ける業者であれば、これほど心強いものありませんし技術者やデザイナーではそこまでサポートできない範疇ではあります。